平成12年4月に富山県南砺市で療養型病床病院として開院しました。
ブログを通して当院の雰囲気を皆さんに感じてもらえるよう紹介していきたいと思います♪

ふくの若葉病院のホームページ

2007-02-06

AED(体外式除細動器)

  当院の1階総合受付横にAED(体外式除細動器)が設置されています。



  AEDとは、心臓の心室が小刻みに震え、全身に血液を送ることができなく
 なる心室細動等の致死性の不整脈の状態を、心臓に電気ショックを与える
 ことにより、正常な状態に戻す器械です。   (日本赤十字社HP引用)


  しかし、AEDが設置されていても、職員一人一人が正しい心肺蘇生方法や
 AED操作を理解し実践できなければなりません。


  当院では、昨年の10月31日、11月12日、12月4日に、全職員を対象に
 福野消防署署員を講師にお招きし研修会を実施しました。

 <研修内容>

  ①AED操作の手順についてビデオ学習

  ②人形を用いた心肺蘇生及びAED手順についての模範実技の見学

  ③参加者全員による、倒れている人を発見するところからAED操作
   までの模擬訓練



  研修に参加した職員からは、
  「正しい気道確保、心臓マッサージ及び人工呼吸方法を再確認することが
   出来た。」

  「緊張したり、動揺しているとAED本体からの音声ガイドが聞き取りにくく
   なるため、緊急時にどれだけ落ち着いて対応できるかがとても重要だと
   感じた。」

  「どんな場面に遭遇しても正しい手順を実践できるよう、繰り返し訓練する
   ことが必要だと感じた。」などの感想がありました。


  また、昨年の11月12日の研修会は『オープンホスピタルと介護者教室』の
 一環として行われ、来院していただいた、地域住民の皆さんや高校生が、
 福野消防署署員から救急処置とAED操作について実技講習を受けました。

  参加された方々は、家族や知り合いなど身近にいる人達を助けることが
 出来るよう、真剣に消防署員の指導を受けていました。