平成12年4月に富山県南砺市で療養型病床病院として開院しました。
ブログを通して当院の雰囲気を皆さんに感じてもらえるよう紹介していきたいと思います♪

ふくの若葉病院のホームページ

2008-06-24

看護及び介護職員の勉強会

 3階談話コーナーにおいて、看護及び介護職員を対象に、
「ヘンダーソンの看護論を活用してみよう」と題し、米田看護部
主任による勉強会を実施しました。
         

 今回は、ヘンダーソンの基本的看護の構成要素を学び、
記録の必要性について理解を深めました。
 当院の看護及び介護職員は、勉強会を通して、知識の向上に
取り組み、良質な看護及び介護の提供に努めています。


         <基本的看護の構成要素14項目>
     1.患者の呼吸を助ける。
     2.患者の飲食を助ける。
     3.患者の排泄を助ける。
     4.歩行時及び座位、臥位に際して患者が望ましい姿を保持する
       よう援助する。また患者がひとつの体位からほかの体位へと
       からだを動かすのを助ける。
     5.患者の休息と睡眠を助ける。
     6.患者が衣類を選択し、脱いだり着たりするのを援助する。
     7.患者が体温を正常範囲内に保つように援助する。
     8.患者が身体を清潔に保ち、身だしなみよく、また皮膚を保護する
       よう援助する。
     9.患者が環境の危機を避けるよう援助する。また感染や暴行など、
       特定の患者がもたらすかもしれない危険から他人をまもる。
    10.患者が他人に意識伝達ができ、自分の欲求や気持ちを表現でき
       るように援助する。
    11.患者が自分の宗教にもとづいた生活ができ、自分の善悪の概念
       にしたがえるように援助する。
    12.患者の仕事あるいは生産的職業を助ける。
    13.患者のリクリエーション活動を援助する。
    14.患者の学習を助ける。

   (引用)ヴァージニア・ヘンダーソン 著   湯槙ます、小玉香津子 訳
       「改訂版・看護の基本となるもの」 発行・日本看護協会出版会