平成19年5月20日、『どうなる?これからの高齢者医療』と
題し、COML医療フォーラム2007が開催されました。
政府や厚生労働省による医療制度改革により、これからの
高齢者医療はどうなるのか?高齢者の皆さんだけでなく、い
つかは患者・家族の立場になる、私たち一人一人の問題とし
て考える場となりました。
当日は、他に3名の方が講演をされました。
ホームケアクリニック川越代表の川越厚さんが、『在宅医療
が地域に定着するには』と題し、基調講演をされました。
厚生労働省保険局医療課課長の原徳壽さんが、パネリスト
として参加し、『高齢者医療制度の変遷』について講演されま
した。
特別養護老人ホーム花屋敷栄光園園長の本下博己さんが
パネリストとして参加し、『施設介護への影響』について講演さ
れました。
フォーラムに参加された方から、厚生労働省保険局医療課
課長の原さんへ、来年度から実施される、後期高齢者保険
制度に関して、とても多くの質問が寄せられていました。
NPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの辻本好子代表
がフォーラムの司会を務め、座談会では、講演者の意見を引き出
し、在宅訪問診療や介護士の待遇など、現実的な問題も取り上
げられるなど、COML医療フォーラムは充実した内容となりました。
・NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
http://www.coml.gr.jp/