9月5日(水)、6日(木)、兵庫県神戸市のホテルオークラ神戸
において、第15回療養病床協会全国研究会(神戸大会)が
開催されました。
「良質な慢性期医療がなければ、日本の医療は成り立たない」
というスローガンを掲げ、メインシンポジウム、9種類のシンポジ
ウムが開催され、約400題の一般演題が発表されました。
当院からは、2名の職員が一般演題に参加しました。
前川看護職員による、
『胃瘻から経口摂取能力回復へ~成功・不成功の比較~』
長井介護職員による、
『終末期ケアへの取り組み~患者と家族の心が癒される~』
発表者一同、参加者の皆さんに、当院の取り組みについて、
少しでも理解していただけるよう本番に挑みました。
また、日頃の業務や知識の向上に繋がるよう、シンポジウムや
他の発表者による発表演題を聴講しました。
発表者や同行者からは、
「座長の藤本先生(西円山病院)から、『去年も聞かせて
もらったが、摂食に積極的に取り組んでおり非常に感心
していた。来年も期待しています。』と言われ、嬉しさ半分
プレッシャー半分の複雑な心境です。」
「全国研究会に初めて参加しました。シンポジウムや一般
演題は とても勉強になりました。今後の業務の参考にな
りそうな内容をまとめ、職員の皆に還元できるようにしたい
と思います。」
「全国各地の療養病院における取り組みを知ることができ、
とても有意義な全国研究会になりました。当院における
摂食能力回復への取り組みは、他の聴講者の方からの
期待も高く、昨年と今年続けて聴講された方がおられまし
た。」
などの感想が寄せられました。
発表終了後、角家病院長に御馳走していただいたディナーは
とても美味しく、神戸の夜景はとてもすばらしかったようです。