8月2日(木)午後2時15分から30分間、1階エントランス
ホールで、第3回ふくの若葉病院ミニコンサートが開催され
ました。
フルート奏者の角家道子さんとハープ奏者の上田智子さん
による演奏でした。
プログラム
フォーレ シチリアーノ
ビゼー アルルの女よりメヌエット
イベール 間奏曲
<日本のメロディ>
夏の思い出
椰子の実
浜辺の唄
<アンコール>
千の風になって
入院患者さんや通所リハビリテーションの利用者さんから、
「フルートとハープの音色がとても綺麗で癒されるわ」
「クラシック曲も日本の曲も聴いたことがある曲ばかりで、
楽しかったよ」
「綺麗な女性が奏でるすばらしい演奏が聴けて嬉しい」
などの感想がありました。
~演奏家プロフィール~
角家道子さん(フルート奏者) 桐朋学園大学卒業、研究科終了、同大学嘱託演奏員、大学付属音楽教室にて
講師を勤める。
1992、93年オーストリアにてミュンヘン・フィルハーモニー主席奏者ミヒャエル・
コフラー氏のもとディプロマを取得する。その後、東京、横浜、大阪にてデビュー
リサイタルを行いNHK・FM「土曜リサイタル」等に出演し、日本木管音楽コンクール、
日本現代音楽コンクールに入賞する。
1996年ニューヨークに渡りジュリアス・ペーカー氏のマスタークラスコンペティション
に入賞、1998年よりジュピターシンフォニーに所属しソリストとして共演する。
1999年カーネギー・リサイタルホールにてニューヨークデビューリサイタイルを行い、
満員の聴衆得てニューヨーク・レビューより高い評価を受ける。2000年には奨学金を
得てニューヨーク大学大学院、ジュリアード音楽院で研究に従事。フルートをキース・
アンダーウッド氏、ジャズ理論をロン・マクルワー氏、アレキサンダーテクニックをペドロ・
アルカンタラ氏、トーマス・バジロアデス氏に師事し、2002年ニューヨーク大学から
修士号を取得し帰国。
2005年フェニックスホール、2006年東京にてリサイタルを行う。2006年7月師匠
キース・アンダーウッド氏とフルート2本&ギター弘井俊雄氏とのトリオのコンサートも
好評を博す。
これまでにフルートを野口龍、西田直孝の両氏に、室内楽をピュイグ・ロジェ、三善晃の
各氏に学ぶ。
バロックから現代、ポップスまで幅広く、ソロ、オーケストラ、室内楽など演奏活動は
多岐にわたる。また、神戸市東灘文化協会会員、「カロローザ」メンバーとしても活動。 上田智子さん(ハープ奏者) 4歳よりピアノ、6歳よりアイリッシュハープを10歳よりグランドハープを始める。
金沢辰巳丘高校芸術コース卒業、東京音楽大学器楽科ハープ専攻、同研究科修了。
第6回ヨーロッパ国際音楽コンクールハープ上級部門において審査員全員一致により
第1位受賞。
パリ・エコール・ノルマン音楽院を首席にて卒業。同音楽院、演奏家資格をプルミエ・
プリ(1等賞)にて取得。あわせて審査員特別賞受賞。
故 岩城宏之指揮オーケストラ・アンサンブル金沢との共演で東京サントリーホール
にて演奏。好評を博す。
2002年には世界最高峰のフィルハーモニア・カルテットベルリンとの共演を果たす。
渡仏中にサウルハープと出会い学び始め、現在、サウルハープ、アイリッシュハープ、
グランドハープの3種類のハープで演奏活動を行っている。また、ハープのための作曲、
編曲も意欲的に手がけている。
2005年石川県初のハープアンサンブル「エトワール」を結成し、代表を務める。また、
ハープ・ピアノ教室を石川県の金沢と津幡で主宰している。