6月8日(金)、9日(土)、富山県砺波市で、『砺波夜高祭り』
が開催されました。
富山県砺波地方では、古くから夜高祭りが開催されています。
中でも一番古いものは、福野町の夜高であり、約300年の歴史
と伝統がある春の祭典となっています。
砺波夜高祭りは、大正年代より当年の豊年万作を祈る田祭り
として開催されています。
戦中戦後の一時期は、資材や労働力不足等のため中断した
ことがありますが、砺波市の出町子供歌舞伎とともに、砺波の
夜高祭りは庶民に親しまれ、各町内の力が結集され、大小合わ
せて約20本の夜高行燈が絢爛豪華を競う一大行事です。
8日(金)は、小行燈と大行燈に分かれ、細工のうまさ、色どり、
独創性、力強さなどを審査基準に、『夜高コンクール』が開催され
ました。
~審査結果~
市長賞・部門賞・北日本新聞社賞 太郎丸
商工会議所会頭賞 新富町
市議会議長賞 春日町
観光協会長賞・行燈賞 神島
文化協会長賞 広上町
出町自治振興会長賞 深江
商店会理事長賞 桜木町
夜高振興会長賞 新町
9日(土)は、富山第一銀行砺波支店と北陸銀行砺波支店の
前で『突き合わせ』が開催されました。
数十メートルの助走をつけ、トップスピードでぶつかり合う光景は
衝撃的でとても興奮します。
砺波夜高祭りに興味がある方は、来年の開催に一度足を運ん
でみてはいかがでしょうか。